新型フィットのエンジンと燃費性能

 


新型フィットのハイブリッドは発電用と走行用の2つのモーターを内蔵した電気式CVTを1500ccエンジンと組み合わせた「e:HEV」というシステムです。

 

エンジンはインサイトと同じLEB型ですが、新開発のコンパクトクラス用小型モーターとの組み合わせやレイアウト変更によって補機類を含めて従来よりも2割の小型化を達成しています。

 

e:HEVはEV走行とハイブリッド走行を状況に合わせて切り替えることを基本とする仕組みですが、モーターの効率が下がる高速走行時などはエンジンが直接タイヤを駆動することで全域での効率アップを図る。

 

バッテリーと制御ユニットをまとめたIPUを小型化して荷室下に置き、そこから電力を駆動力に変えるPCUはエンジンルームに移動させてスペース効率を大幅に高める。
WLTCモードで30キロに迫る低燃費ながら25キロを超える大トルクを発揮する次世代型のハイブリッドです。

 

 

 

新型フィットのメカニズム

 

 

プラットフォーム

プラットフォームは従来の改良型ですが、素材の変更やサスペンションダンパー取り付け点の剛性アップなどで曲げ剛性を6%、ねじり剛性を13%向上させています。

 

 

フロントサスペンション

フロントサスペンションはフリクションを3代目フィットの半分まで低減させて、リヤサスペンションも入力分離ダンパーマウントを高剛性の向上を果たしている。

 

なお、ハイブリッドの16インチアルミホイール装着車には、シビックやヴェゼルRSなどと同じVGRを採用し、操作性や取り回しを高める効果を狙っています。

 

遮音性向上も新型フィットの進化点であり、ボディ構造の最適化や2重のドアシール、吸音材の採用などで、会話が弾む静かな車内を作り出しています。

 

ガソリン車の1300ccエンジンは従来からの発展型ですが、機械式オイルポンプから電動オイルポンプを用いたサーボ油圧システムを採用し、不必要な油圧をかけないCVTと組み合わせて高効率化を図っています。

 

CVTの制御自体も、強い加速時や強くブレーキを踏んだ際のステップアップ&ダウン制御を取り入れて、従来よりも走りやすい性格が与えられています。

 

4WDは全グレードに先代と同じビスカスカップリング式を採用しています。

 

室内装備を見るとガソリン車のベーシックにはマニュアルエアコンが復活した点がニュースです。

 

フルオートエアコンのプラズマクラスター機能もネスしか搭載しないなど、各グレードの性格に合わせた仕様となっています。

 

 

最新のホンダセンシングを搭載

 

これまで前方の対象物をミリ派レーダーで行っていましたが、新型フィットではフロントワイドビューカメラで実施するように改良されました。

 

歩行者を検知する自動ブレーキや渋滞追従機能付きアクティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなど豊富な機能を持ちます。

 

その上で前後に4つずつのソナーセンサーを配置し、前後への誤発進抑制機能と近距離衝突軽減ブレーキが備わりました、

 

これは警告だけではなく、ブレーキ制御も行うということです。